理念

アマのこども食堂が身近な地域の居場所であり続けられるように

尼崎市では2015年「こども食堂」第1号が立ち上がり、その後、多くの地域住民がそれぞれの地域で「こどもたちのために何かしたい」という思いで、活動を始めていきました。

身近な「地域のこどもの居場所」として、自慢の料理をふるまったり、いっしょに遊んだり騒いだり、時には保護者やこどものグチやお話を聞いたり、それぞれの思いを大切に、活動しています。

「尼崎こども食堂ネットワーク」は、アマのこども食堂が、アマのこどもたちにとって「身近な地域の居場所」であり続けられるように、中間支援的な役割を担う団体として活動しています。

活動内容

研修・学習会

写真:各テーブルに分かれて座った二十人程度の方達。壇上でマイクを持った方が話している。

こども食堂スタッフや食堂に関心のある人への研修・学習会

食料配布

写真:写真に収まりきらない数の紙袋にそれぞれ食べ物が分けられている

寄付頂いた食料品等をこども食堂等の運営団体へ配布

情報発信

写真:掲示板に貼られたチラシを読む方達

こども食堂等の活動への理解を促進する情報発信

発足の経緯

「子どもたちが健やかに育つ地域づくり」をめざして活動する「認定NPO法人子どものみらい尼崎」が、市内のこども食堂に関する実態調査(食を通じた子どもと地域のエンパワメント事業「あまがさき子どもの居場所」調査)を行い、多様な食堂運営の現状と基礎情報を収集、発信する。

市民活動団体が主催した「子ども食堂と共生の街づくり「子ども食堂」の今in尼崎」で、各食堂から運営の課題やこどもたちの現状について発信が行われ、大きな注目を得る。

子どものみらい尼崎とともに「NPO法人スマイルひろば」と、市役所こども政策課の共催で、こどもの人権の視点を学ぶ第1回こども食堂スタッフ向け研修が初めて開催される。

食品衛生と個人情報保護に関する学習、スタッフ同士の交流を目的とした第2回こども食堂スタッフ向け研修が開催される。

急速に広がる市内の「こども食堂(地域食堂含む)」の活動を地域福祉の基盤として絶やさず、支え合いながら続けていけるよう、こども食堂の中間支援事業をゆるやかに実施する体制づくりとして、子どものみらい尼崎、スマイルひろばに加え、地域福祉の中核を担う「社会福祉法人尼崎市社会福祉協議会」で、「尼崎こども食堂ネットワーク」を立ち上げる。

団体概要

団体名
尼崎こども食堂ネットワーク
構成団体
  • 社会福祉法人尼崎市社会福祉協議会
  • NPO法人子どものみらい尼崎
設立
代表
濱田格子
所在地
〒661-0033
兵庫県尼崎市南武庫之荘3-24-5 尼社協ほっと館内